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安心で健やかな挽きたて全粒粉生活を楽しむお客様の声をご紹介いたします。

 

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tenten_komezo.png「雑穀玄米ごはん てんてん」のこと

石川県金沢市。ひっそりとした住宅街の一角に、民家にまぎれて「雑穀玄米ごはん てんてん」があります。お店の外観は黒い板張りでモダンな印象ですが、店内にはたくさんの本が並び、奥の畳の部屋ではまるで田舎のおばあちゃんのおうちに遊びに来たかのようにゆったりと過ごすことが出来ます。ここを営むのは美人母娘と評判の米澤さん親子。


tenten_komezo.png雑穀のこと

雑穀は日本では古くから食べられている食物で、白米の何倍もの食物繊維やカルシウム、マグネシウム、鉄分などを含みます。昔はお米の代わりに食べられていたほど日本人にはなじみの深い穀物ですが、第二次世界大戦後から徐々に食べられなくなってしまいました。「雑穀玄米ご飯 てんてん」ではそんな雑穀を混ぜた玄米ご飯をはじめとし、野菜が主役のお料理やお菓子を食べることが出来ます。

 

石臼で挽くのは小麦や蕎麦・・・と思われる方も多いでしょうが、Fidibus21ではお米や雑穀、炒った豆を挽くこともできます。ここ「てんてん」のお料理やお菓子にはFidibus21で挽いた雑穀の粉が使われると聞き、お邪魔してきました。

 

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tenten_komezo.png挽きたてをすぐに

 

お米や小麦に限らず、雑穀も製粉してからどんどん酸化し栄養分が失われてしまいます。そのため、挽きたてを使えるのがFidibus21のよいところだと亮子さんは言います。挽き立てのヒエの粉を使用して天ぷらを揚げて頂きましたが、「キビ、ヒエ、お米の方が小麦より軽く仕上がる」と言うとおり、とてもからりとおいしい天ぷらでした。

 

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挽きたてのヒエの粉に山芋粉と小麦粉を混ぜ、水で溶いた天ぷら粉で揚げたお野菜の天ぷら。右上から緑ナス、かぼちゃ、レンコン、お野菜のかき揚げ。緑ナスは親戚のおうちで作られたものを分けていただいたそう。

 

とってもなめらかでコクがあるホワイトソースもヒエの粉から作られているそう。ヒエはプチプチした食感がたのしい雑穀ですが、粉にすることにより、小麦粉とバターで作るお馴染みのホワイトソースのようになめらかな食感です。ヒエやキビは加熱することによりとろみが出てくるそうですが、そんなヒエの特性を活かした一品です。

 

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ホワイトソースはヒエ粉にまいたけのダシと塩で味付けをしたもの。赤いソースは味噌トマトソース。2つのソースが隠れたナスとベストマッチな一品。

tenten_komezo.png用途に合わせて...

 

「粗さが調整できることも便利です」と教えてくれたのは、お菓子も作られる直子さん。お店で販売されているパウンドケーキは、小麦粉にキビとヒエを細かく挽いた粉が混ぜ込まれていますが、さらに荒く挽いたものを上にのせて焼くことにより食感を出したりもするそう。

 

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クコの実・プルーン・レモン・ブルーベリー・カレンツが入ったパウンドケーキには小麦粉にキビとヒエを細かく挽いた粉を混ぜ込んでいるそう。雑穀が加わることにより、小麦だけのパウンドケーキとは違ってとてもしっとりしています。添えられたクリームはお豆腐にオリゴ糖とラム酒を混ぜて甘みをつけているそう。

 

パウンドケーキには豆腐で作ったクリームが添えてありますが、これは金沢大地のお豆腐からできているそう。金沢大地のお豆腐は大豆がぎっしりと詰まった豆の存在感たっぷりのお豆腐ですが、直子さんの手により大豆の甘みがほのかに香るクリームに変身していました。

 

tenten_komezo.png「てんてん」のごはん

 

最近では健康食ブームのおかげで雑穀の価値が少しずつ見直されてきています。ご飯に混ぜて雑穀ご飯として食べる方も増えていますが、「ご飯に混ぜる意外にどうやって食べるの?」なんて方も多いのではないでしょうか。「てんてん」では普段着のごはんに雑穀が使われています。雑穀のごはんに興味があるあなたも、雑穀上級者のあなたも、もちろん食わず嫌いのあなたも、「てんてん」で雑穀の新しいおいしさ、見つけてみませんか?

 

 

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 【雑穀玄米ごはん てんてん】

住所:〒920-0348

石川県金沢市松村7-87

TELL&FAX:076-268-0775

HP: http://homepage3.nifty.com/tenten-omusubi/

 

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お豆腐

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せせらぎ通り商店街の「ひらみぱん」

 石川県金沢市の長町通り。川の流れがさらさらと気持ちの良い、川沿いのせせらぎ通り商店街に「ひらみぱん」はあります。大正時代の鉄工所跡に建てられた建物を改装した店内はフランスの片田舎のカフェのような趣があり、ゆったりとした空気が流れています。ここを営むのは、市内のフレンチ店やバールで経験を積まれた、平見高広さん。


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パンのもと

「ひらみぱん」で作られるパンには国産小麦を初めとする、厳選された原料が使われています。「地元の素材を使って、地産地消に少しでも貢献したい」と言う平見さんが使う全粒粉は、Fidibus21を使って自家挽きした金沢大地の有機小麦の全粒粉。

 

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おどろくほどの大きさに"H"のクープが可愛い「ひらみっシュ」にも、Fidibus21で平見さんが挽いた自家挽き全粒粉が使われているそうです。

 

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ひらみっシュ

「ひらみっシュ」は「ミッシュブロート」と言われるドイツの伝統的なパン。ライ麦を小麦の50%配合する「ミッシュブロート」はとても個性的な味ですが、「ひらみっシュ」はカリッと香ばしいのに中はもちもちの食感です。「ライ麦は50%ではありませんが、どんなお食事にも合わせ易い普段着のパンになっています」とのこと。お米や小麦は精米や製粉の際に傷が付くとどんどん酸化し、栄養分だけでなく風味や香りも損なわれてしまいますが、「ひらみっシュ」は挽きたての全粒粉を使用して作っているだけあり、とても香り高くおいしいパンです。

 

Fidibus21で挽いた全粒粉は通常市場に出回っているものよりも多少粗めですが、平見さんからは少し粗いくらいがちょうどいいといっていただけました。「ひらみっシュ」のように骨太なパンを作られる方にはうってつけなよう。

 

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パンだけでなく...

「ひらみぱん」はただのパン屋さんではありません。パンが販売されているスペースの奥にはカフェスペースがあり、パンとフレンチ惣菜の両方を味わうことが出来ます。「ひらみぱん」の「ぱん」とは「パン」を意味するだけでなく、お鍋やフライパンの「パン」でもあるそう。その名の通り、「パン」だけでなく、「パン」を使って作られるフレンチ総菜もとっても魅力。おいしいごはんと一緒に、挽きたての全粒粉を使って作られたパンを味わって、違いを感じてみて下さい。

 


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【ひらみぱん】

住所:〒920-0865

石川県金沢市長町1-6-1

TELL&FAX:076-221-7831

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